5月3日〜5月6日【GW休業】いたします


お問い合わせ
お見積り


専用金具
購入


お部屋
実例

内装で人気の壁材は?特徴と選び方のポイントを解説

壁材について2024.2.2

壁紙、タイル、塗り壁、パネル・・・「壁材」とひとくちに言っても、さまざまな種類があります。見た目はもちろん、価格や性能も異なるので、求めるテイストや効果、予算から選ぶことが大切です。

今回のコラムでは、内装で人気の壁材と選び方のポイントをお伝えします。
壁材でお悩みの方はぜひ、参考にしてください。

内装で人気の壁材の特徴

おしゃれなソファや照明が置いてある、グレーの壁紙の北欧風な部屋 北欧の森

「壁材」と聞いて多くの方が思い浮かべるのが、壁紙(クロス)ではないでしょうか。たしかに壁紙が最もポピュラーですが、実はタイルや塗り壁、パネルも人気です。最近では板張りを選択する方も増えています。

まずはそれぞれの壁紙がもつ特徴を、メリットとデメリットを踏まえて解説します。

壁紙(クロス)

壁紙にはさまざまな種類があり、住宅で人気なのは次の3つです。

  • ビニールクロス
  • 布クロス
  • 和紙

住宅で最も人気なのが、安価でラインナップが豊富なビニールクロスです。カラーはもちろん柄物や有名ブランドとコラボしたものも多く、さまざまなデザインがあります。

布クロスは、質感や素材感を楽しみたい方から人気の壁紙です。木綿や麻、パルプを使ったものがあります。そして和室や和モダンテイストな住宅で人気なのが、和紙クロスです。

安価さやデザインの豊富さが人気な壁紙ですが、注意点もあります。
壁紙にはホルムアルデヒドが含まれているものが多く、化学物質に敏感な方はシックハウス症候群を引き起こすことも。心配な方は、自然素材を選ぶのが安心です。

【コラム】「F☆☆☆☆」の目的や対象は?認定商品なら本当に安心?

タイル

陶磁器でできたタイルも、最近人気の壁材です。モザイクタイルをはじめ、ストーン調、ウッド調、大理石調といったデザインもあり、壁紙では出せない質感や立体感を楽しめます。

そんなタイルのデメリットは、設置費用が高いことです。材料費はもちろん、施工手順も複雑なため、壁紙と比べて4〜5倍ほど費用が高くなることもあります。

塗り壁

古くから愛されてきた、自然素材でできた塗り壁。住宅の内装に使用されるのは、次の3つです。

  • 漆喰
  • 珪藻土
  • モルタル

漆喰と珪藻土には調湿作用や消臭・脱臭効果があることがメリット。過ごす時間が長いリビング、水を扱う洗面室などの壁材として人気です。ただし左官職人の手作業になるため施工費用が高く、100%自然素材でできた素材であれば費用も高くなります。

モルタルは、熱の影響を受けにくく、パントリーや倉庫などに人気の壁材です。左官仕上げになりますが、漆喰や珪藻土と比べて安価に取り入れられます。

板張り

木の質感を楽しみたい方に人気なのが、板張りです。無垢材を選べば、見た目はもちろん、木の香りやリラックス効果も得られます。

【コラム】リラックス効果だけじゃない!木の香りが人にもたらす5つの効果

そして板張りの魅力は、時間とともに色合いの経年変化を楽しめること。汚れたり傷ついたりしたときには、部分的な補修も可能です。しかし、無垢材を用いた板張りは費用が高くなり、寒暖差による影響で反りやゆがみが出る恐れもあります。

無垢材の性質を納得したうえで検討しましょう。

内装の壁材を選ぶポイント

1人がけのソファと観葉植物とサイドテーブルが置いてある、ナチュラルテイストの板張り壁の部屋 北欧の森

壁材の特徴をお伝えしたので、ここから壁材を選ぶポイントをお伝えします。

予算から考える

壁材選びで大切なのは、予算を考えることです。すべてに予算をたっぷりかけられればいいのですが、家づくりは他にも費用をあてるべき部分が多くあるため、壁材ばかりに費用をかけられない方も多いでしょう。

そんなときには、費用をかける部分、かけない部分で予算にメリハリをつけることが大切です。たとえばリビングや個室には板張りや塗り壁などの費用が高いけれど性能もいいものを選び、トイレや廊下には壁紙を選ぶなど、過ごす時間から考えてみてください。

機能性を重視する

予算の次に大切なのが、機能性です。

漆喰や珪藻土には調湿作用があり、板張りにはリラックス効果があります。壁紙であれば、調湿、消臭、抗菌、防汚、抗ウイルス、抗アレルゲンなど、とても種類が豊富です。

自分たちが室内に求める効果から、壁紙を選びましょう。

室内イメージや予算、求める機能に合わせた壁紙選びを

室内で人気なのは、壁紙、タイル、塗り壁、板張りなどの壁材です。
どれも特徴も異なれば、費用も異なります。もしどの壁材を選択するか悩んだら、まずは室内イメージや機能性から考えてみましょう。

壁材は全部屋で同じものにする必要はないので、その部屋で過ごす時間や過ごし方などから種類を選ぶのもおすすめです。予算のバランスも考えながら、自分たちにぴったりの壁材を見つけてくださいね。

あわせて読みたい
家を建てるときやDIYで役に立つ!木材・建築用語集
柾目と板目の違いは?それぞれのメリットと注意点から比較してみよう