【30%OFF】イノヴァ―フロアセール開催中


お問い合わせ
お見積り


専用金具
購入


お部屋
実例

見た目も価格も違う。水性塗料と油性塗料のメリットとデメリット

塗装・色 2024.4.24

塗料には「水性」「油性」の2種類あるので、どう違うのか、どちらを買えばいいのかと悩んでしまうと思います。

成分の違いとしては、塗料の濃度を薄める希釈剤が「水」であれば水性、「シンナー」であれば油性です。しかしほかにも見た目や臭い、扱い方などに違いがあります。

今回のコラムは、水性塗料と油性塗料の基本情報をはじめ、メリットとデメリットもお伝えします。

水性塗料と油性塗料の違い

フローリングの床にたくさん置かれたカラフルなペンキ缶:北欧の森

希釈剤の違いによって、塗装後の見た目や価格にはどのような違いが出るのでしょうか。

塗装後の見た目

ステイン、ニス、ペンキなどの塗料の種類によっても差はありますが、水性と油性で塗装後の見た目が大きく異なります。

たとえば、水性ステインは重ね塗りをするほど木目が目立たなくなりますが、油性(オイル)ステインは木目をしっかり目立たせてくれます。水性ニスは塗装後もあまり見た目は変わりませんが、油性は塗装後ほんのりと飴色になるのが特徴です。

そして水性ペンキは塗りむらやハケ跡が残るのに対して、油性は乾燥とともに凹凸がなくなりまっすぐな塗膜ができます。
このように、希釈剤によって塗装後の見た目が大きく異なります。

価格

同メーカーで同容量であれば、水性塗料よりも油性塗料のほうが高い場合がほとんどです。
油性塗料はシンナーで薄めるため、水で薄める水性塗料よりも原価が高くなってしまうからです。

ただし水性塗料にもさまざまなグレードがあるので、商品によっては油性塗料よりも高いものもあります。そのため一概にどちらが高いとは言い切れませんが、同等グレードならば油性塗料のほうが高くなると覚えておきましょう。

水性塗料のメリットとデメリット

ハケを使ってフローリングにニスを塗る様子:北欧の森

塗料の希釈剤によって、価格や塗装後の見た目に違いがあるとわかりました。
ではメリットとデメリットには、どのような違いがあるのでしょうか。
ステイン、ニス、ペンキで共通の、水性塗料のメリットとデメリットを見てみましょう。

【メリット】

  • ほぼ臭いがしない
  • 化学物質の排出が少ない
  • 使った道具を水洗いできる

【デメリット】

  • 乾燥するまでは水に弱い
  • 見た目が油性には劣る
  • 木材が反ることがある

メリット

水性塗料のメリットは、なんと言ってもほぼ無臭で化学物質の排出が少ないことです。水で薄めているため「F☆☆☆☆」の商品が多く、室内でも安全に使用できます。
また、塗装時に使ったハケやローラーなどの道具を水洗いできるので、乾く前にきれいに洗っておけば何度でも使える点もメリットです。

【コラム】住宅に発生する化学物質とは?人体に与える影響と対策
【コラム】「F☆☆☆☆」の目的や対象は?認定商品なら本当に安心?

デメリット

水性塗料は乾くまでは水に弱い点がデメリットです。乾ききる前に水滴などが付着すると、ぼやけてしまいます。

また好みにもよりますが、光沢感や木目の際立ちなどの見た目部分は油性に劣ります。木の風合いを際立たせたいのならば、少し物足りないかもしれません。

そして木材に塗装する際に気を付けたいのが、水分による変形です。木材は水分量が多くなると変形する性質があるため、乾燥後に反ってしまう場合があります。薄い板への塗装や重ね塗りの際には、全面塗装や反り止めの金具を付けるなどの対策を行いましょう。

油性塗料のメリットとデメリット

ハケを使って木材に塗料を塗る様子:北欧の森

続いて、油性塗料のメリットとデメリットを挙げていきます。

【メリット】

  • 塗膜が強く、耐久性に優れている
  • 塗装後の見た目が美しい

【デメリット】

  • 臭いが強く室内で塗装できない
  • 道具を水洗いできない
  • 管理に注意が必要

メリット

塗膜の強さや見た目の美しさが、油性塗料を使う大きなメリットです。重ね塗りをするほど木目が際立ち、濃淡の美しさで木の風合いを活かすことができます。とくにニスはしっかりと塗膜をつくるため、見た目が美しいだけではなく、水で濡れても木材をしっかりと守ってくれる耐久性を備えています。

デメリット

希釈剤にシンナーのような有機溶剤を使用している油性塗料は、臭いが強く、室内での使用は適していません。たとえベランダや庭での使用であっても、化学物質を排出するため近隣住民への配慮も必要です。

道具も水性のように水洗いはできないので、うすめ液で洗う、または使用後は捨てることになります。
さらにシンナーは引火性が強いので、暗所で保管する、火周りを避けるなど保管場所にも注意が必要です。使用の手軽さが欠ける点は、油性塗料のデメリットと言えます。

まとめ

希釈剤に使っているものが水かシンナーかの違いで、価格や塗装後見た目、使用方法にも違いが出ます。油性塗料のほうが塗装後の見た目が美しいとの説明をしましたが、好みによる部分も大きいので、塗装見本を比較して選ぶとよいでしょう。

ひと昔前までは油性塗料が主流でしたが、最近では人体や環境への影響を考えて水性塗料が主流になっています。扱いやすさを考えても、水性と油性のどちらにするか悩んだときには水性塗料にすることをおすすめします。

今回お伝えした知識をぜひ、塗料選びで役立ててくださいね。